フリーＤＲＥＡＭ

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フリーＤＲＥＡＭは以前からこのＨＰに存在していますが
容量制限をとりはずしたものに変更しました
機能制限は同じです

                フリーＤＲＥＡＭ


サンプルデータは内臓されていて　必要に応じて
それを使う事も出来ます

Ｃ＋＋を使うべきかどうか悩みながら
結局ＡＷＫでまたソフトを組んでしまいました
ネットリストの比較は普段よく使われるでしょうが
それは基板データのうち　ごく一部しか反映されていません
つまり結線情報のみの相違が解かるだけでして
ＶＩＡの移動、パターン位置の移動、ＰＡＤ寸法の変化
ネット未定義データのうっかり削除など
考え出したら限がないほどです

さて　これに如何に対処すべきか．．．．と寝ながら考え
（いやいや　寝てる時はやはり考えてないか！）
最初はデータベースから必要なリストを抽出し
それらを比較させようか．．．　なんて考えていました

それでハタと考えまして　データベース自身を直接比較させれば
良いんだ　と思いつきました
それなら特別のファイルはいりませんし
あらゆる情報の比較が出来る訳です

実はＤＲＥＡＭのＤＲＣにもそのような機能はありますが
新旧の相違データを一つにしてしまうので
どれが古いデータでどれが新しいデータかわかりずらいのです
それなら別々のファイルにすれば言い訳でして
２０分ぐらいで　プロトタイプが出来ました

このＨＰを読む人には是非ＡＷＫやＰＥＲＬを使っていただきたい
彫刻家が自分の道具を自分で作るように
本当に必要な　そしてかゆい所に手の届くソフトは
職人本人でしか作れません
職人本人にしかニーズはわからないんですね

プロのソフトハウスの人はおそらくソフトをくみ上げるのに
必要な道具（ソフト）を自分でも作るでしょう
しかし商品ソフトを使う人が何を欲しているのかは
なかなか解かりません
それは仕方ないのです

仕事をしていると今欲しいというような機能があるんですね
発注かけてそれを待つ時間など無いのです

なぜＡＷＫにこだわるか？　それなら教えられるからです
それとですね　ＡＷＫは巨大なデータベースを簡単に持ち
簡単に操作できるのです
Ｃのような　いろんな宣言は何もないですね
ＤＲＥＡＭのデータファイルを一度に読み上げ
連想配列に持ちます
そして新しいＤＲＥＡＭファイルを読みながら
連想配列に記録させます
その時点で新旧同じデータがあるかは瞬時に判断（ＡＷＫの標準機能で）
されるので　新しいＤＲＥＡＭファイルを読み上げ終わると
その時点で比較作業は終わっています
後は差分を出力するだけ

まあ　Ｃ、Ｃ＋＋でも同じ事はできますが
実現させるのには１０倍ぐらいは時間がかかるでしょうね

そろそろＣＡＤの特殊コマンドなどの紹介もしろと
怒られそうなので　次回には載せるかも

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